お弁当に詰めるには不向きな汁物のおかずやスープを持ち運ぶことができるスープジャーが人気です。
スープジャーってどんな時に使うの?
正しい使い方知りたい!
今回は、スープジャーの正しい使い方についてお伝えしていきます!
- 最大のメリットは汁物を持ち運べることと温度を保てること
- 「事前に予熱しておく」「適切な量を入れる」「すぐに蓋を閉める」ことが大切
- スープジャーにも炭酸飲料やドライアイス、火を通していない料理は不向き
スープジャーのメリットは?
スープジャーを活用すれば、スープなど汁気のある食べ物を持ち運ぶことができます。
そして、料理を保温・保冷できるのが最大のメリットです。
冬はあたたかく食べられ、夏はひんやり冷たく食べられるのは嬉しいですね。
ただ、単純に温かい料理や冷たい料理をスープジャーに詰めるだけではメリットを最大限に生かせてないよ!
スープジャーの正しい使い方
スープジャーは、正しい使い方をしないと保温保冷の効果を最大限に利用できません。
せっかくスープジャーを活用して美味しい料理を食べようと思ったのに、実際食べてみると
料理がぬるい・・・
となっては悲しいですよね。
予熱しておく
料理の熱さを保ちたい場合は、事前にスープジャーに熱湯を注いでおき、スープジャー自体を温めておきましょう。
反対に、冷たさを保ちたい場合は、事前にスープジャーを冷蔵庫に入れておきましょう。
事前に料理とスープジャーの温度を近づけておくと温度変化がおきにくくなるのでおすすめ!
適切な量を入れる
入れすぎも少なすぎもよくありません。
入れすぎると蓋をしたときにや開ける時にこぼれる可能性があり、
少ししか入れていないとそれだけで温度変化が起きやすく、保冷保温力を生かせません。
お使いのスープジャーの説明書をよく読み、容量を守りましょう。
すぐに蓋を閉める
熱々の料理や、冷たい料理を入れたらすぐに蓋を閉めましょう。
開けっ放しにしておくと、温かいものは冷めてしまい、冷たいものは常温に温度が変化してしまいます。
スープジャーの種類
スープジャーを選ぶときに注目するべきは、
- 保温力、保冷力
- 密閉性
- 食事のしやすさ
- 洗いやすさ
- 容量
保温力、保冷力
一般的に温かい汁物を美味しく感じる温度は57~72度、冷たい料理を食べたい場合は15度以下が目安です。
朝作ってお昼食べるとした時に、4~6時間後に何度まで温度を保てるスープジャーなのか確認しよう!
密閉性
みそ汁やスープなどの汁物を運ぶ時は液漏れしないように密閉性が高いものにしましょう。
蓋が2重構造になっていたり、パッキンがついていると密閉性が高い場合が多いです。
食事のしやすさ
広口になっているものを選びましょう。
直径8cm程度がさまざまな料理が入れやすく便利です。
特にカレーやシチューなど大きめの具材を食べるためにスプーンや箸が使いやすいかは重要です。
スープやみそ汁などを飲むときは、飲み口に樹脂カバーがついていると金属が直接口に触れないため飲みやすくなります。
洗いやすさ
スープジャーの中まで手が届くか、蓋をどこまでパーツ分解できるかに注目しましょう。
カレーやシチューなど色移りしやすい料理をよく入れる場合は、スープジャーの内側に汚れやにおいがつきにくいタイプのものがおすすめです。
また、シームレスせんと言われる2つのパーツのみでできているものもあり、洗い物の時間がぐっと減るでしょう。
シームレスせんと言われる2つのパーツのみでできているものなら洗いの時短になるかも!
容量
300m以下:スープやデザートなど、お弁当に1品追加するという場合におすすめの容量です。
400ml前後:具だくさんのスープなど汁物をメインで食事をしたい場合におすすめの容量です。
400ml以上:カレーやシチューなど汁物をメインに1品のみで完結させたい場合におすすめの容量です。
自分に合ったスープジャーを選ぼうね!
スープジャーの活用方法
夏におすすめのスープジャー料理
- 冷製スープ
- 冷やし中華
- そば
冬におすすめのスープジャー料理
- みそ汁
- 煮物
- ミネストローネ
- カレー
- うどん
- シチュー
麺類を持っていく場合は、麺ごとスープジャーに入れてしまうと麺が伸びてしまうため、
スープをスープジャーへ、麺は別容器に入れて持っていくのがおすすめ!
スープジャーの注意点
スープジャーに
- ドライアイスや炭酸飲料
- 火を通していない食べ物
などを入れるのはおすすめしません。
ドライアイスや炭酸飲料
保温容器内の圧力が上がり、飲食物が吹き出たり、スープジャーが破損して飛散したりする場合があります。
火を通していない食べ物
加熱していない肉、魚介類、乳製品、卵などの生ものは食材の腐敗を早めてしまう可能性があります。
食中毒の原因ともなるため、入れないようにしましょう。
また、スープジャーだけでなくお弁当にも同じようなことが言えますが、食材であるが故、長時間放置すると腐敗が進みます。
料理を詰めて6時間以内には食べきるようにしましょう!
まとめ
今回は、スープジャーの正しい使い方についてお伝えしました。
- 汁物を持ち運べることと温度を保てることがスープジャーの最大のメリット
- 「事前に予熱しておく」「適切な量を入れる」「すぐに蓋を閉める」ことが効果的に使うコツ
- 炭酸飲料やドライアイス、火を通していない料理をスープジャーに詰めるのはおすすめしない
お弁当のレパートリーが一気に増えるね!
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