こんにちは、つん〇です。
私は平日に夫のお弁当を作っています。
寝ることが大好きな私にとって睡眠時間の確保は大切!ぎりぎりまで寝ていたい!
しかし、お弁当作りで一番時間がもったいないなと感じる時があります。それが、お弁当の粗熱とり。
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粗熱ってとる必要あるの?
粗熱ってどれくらいとればいいの?
粗熱ってどうやってとればいいの?
そんな方にこの記事を読んでお弁当ライフをよりよいものにしていただければ幸いです。
食中毒を予防するために粗熱はとりましょう
結論から言うと、お弁当の粗熱をとることは食中毒予防をする上で大切です。
粗熱とは、手に触れる温度のことを指します。
なぜ粗熱をとるのか
お弁当は粗熱をとってから蓋をすることで食中毒予防になります。
お弁当の粗熱をとらずに蓋をすると水蒸気がお弁当内で発生し、その水蒸気が原因で雑菌が繁殖しやすくなります。
令和5年において、厚生労働省 過去の食中毒事件一覧によると、ご家庭で食中毒が発生した件数は112件ありました。これは食中毒が発生した全件数の約10%にあたります。
食中毒を起こした人の10人に1人はご家庭で食べた食材・料理で発生しています。
粗熱ってどれくらい?
粗熱とは食べ物ができたて熱々の状態の熱のことです。
「粗熱をとる」とは手で触れることができる程度の熱まで冷ますことを意味します。
勘違いしがちなのは、冷たくなるまで冷ますことではありません。
粗熱のとり方
最近では便利グッズが数多く存在しますが、コストをかけずに粗熱をとることは可能です。
おかずごとに冷ます
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お弁当に料理をすべて詰め込んだ状態で冷ますのはおすすめしません。
なぜなら、おかず同士が密接しているため冷めるまで時間がかかるためです。
おかずごとに小分けにして冷ましましょう。
小分けの際も平らなお皿におかずが重ならないように置いてまんべんなく冷めるようにしましょう。
うちわや保冷剤で冷ます
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粗熱とりでよく使われるのがうちわや保冷剤です。
うちわの場合は、平らな皿やトレーに重ならないようにおかずを置き、あおぎましょう。
保冷剤の場合は、おかずを置いた皿やトレイを保冷剤の上に置くだけで通常より早く冷ますことができます。アルミトレイを使えば、保冷剤で冷たくなったアルミトレイが食材の熱を奪ってさらに早く冷ますことができるでしょう。
粗熱以外に気を付ける点
お弁当による食中毒を予防するためには粗熱をとることは大切です。
しかし、他にも注意しておきたいポイントがあります。
お弁当を作る前に
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- 手を洗いましょう。
手を石鹸で十分に洗い、清潔なタオルでふきましょう。 - 調理器具やお弁当箱をきれいに洗い、除菌しましょう。アルコール消毒もしておくとより安心です。
野菜などの食材も丁寧に洗いましょう。
お弁当を作る過程で
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- 食材は加熱しましょう。
菌全てを死滅させることはできませんが、食中毒菌の多くは、75℃以上1分間の加熱である程度死滅すると言われています。 - 使用する食材を工夫しましょう。
梅干し、大葉、お酢、香辛料(カレー粉、わさび、しょうが、唐辛子など)で味付けをするのは殺菌に効果的です。
ただし、日の丸弁当のようにご飯の上に梅干しをのせるだけではお弁当全体を殺菌する効果はありません。殺菌効果は梅干しと接しているご飯部分しか効果は期待できないのです。(大葉も同様)
そのため、広い範囲で殺菌効果を期待するのであれば、味付けにお酢や香辛料を利用し、ご飯は梅干しや大葉を混ぜ込むなど行うのがおすすめです。 - 抗菌シートを利用しましょう。
菌の増幅をおさえる効果が期待できます。
100円ショップにも数十枚入りのものが売ってますので、おかずの上に抗菌シートをおいてお弁当を蓋をしましょう。
お弁当を作った後
- 粗熱をとりましょう。
- 保冷しましょう。
保冷剤や保冷バックを活用しましょう。温度を低く保つことで菌の増幅をおさえる効果が期待できます。 - 食べる前に加熱しましょう。
食べる前は電子レンジで温めましょう。
電子レンジのマイクロ波で食中毒菌を殺菌することができます。温めにむらが起きないように、お弁当全体を温めるようにしましょう。 - 早めに食べましょう。
夏場や冬場、持ち運びの際の環境によって、いつまでに食べた方がよいかは変わってくるため、この記事に記載している他の対策を十分に行い、可能限り早めに食べることをおすすめします。
まとめ
お弁当の粗熱をとる理由は食中毒予防につながります。
手に触れる温度まで冷ましてからお弁当の蓋をしめることをおすすめします。
また、食中毒を予防する方法として、粗熱をとるほかに加熱を十分にしたり食材の工夫をしたり保冷したりと方法はたくさんありますので積極的に取り入れていきましょう。
食中毒にかかると吐き気、おう吐、腹痛、下痢、発熱を伴う場合があります。
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大切な家族や自分を守るために、
しっかりと予防してお弁当ライフを楽しみましょう。
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