お弁当を学校や職場に持っていく際、保冷剤を入れるか迷ったことはありませんか?
保冷剤は必要なの?
保冷剤は何個いれればいいの?
この記事を読んで、保冷剤の必要性や適切な保冷剤の使い方が参考になれば幸いです。
お弁当保存に保冷剤は必要!その必要性は?
保冷剤は、ものを低温に保つことができます。
菌が繁殖しやすい温度は20度~37度のため、お弁当に保冷剤を使って温度を低温で保つことができれば菌の繁殖を防ぐことができます。
そのため、菌が繁殖しやすい温度以下でお弁当の温度を保つことが大切です。
保冷剤が必要ない場合はある?
20度以下であれば菌は繁殖しにくいです。
では、以下の状況であれば保冷剤はいらないのでは…と考えたことはありませんか?
冬場
冬でも保冷剤は必要です。
なぜなら、一日中外で過ごす人以外は、冬でも暖房のついた部屋で勉強や仕事をしますよね。
暖房がついてるのであれば室温は20度前後でしょう。その室内にお弁当を置いておけば菌は繁殖してしまいます。
冷蔵庫で保存
お弁当を作って冷蔵庫で保存すれば温度は20度以下で保てるため菌は繁殖しにくいです。
ただ、注意点としてはお弁当を作ってすぐ熱々のまま冷蔵庫に入れてしまうと、冷蔵庫内の温度が上がってしまい他の食材を傷めてしまう可能性があるため十分に粗熱をとってから保管することをおすすめします。
また、お弁当を作ってから冷蔵庫へ入れるまでに、移動を挟む場合は車の中や電車の中などの移動中に温度が上がってしまう可能性があるため、その場合は保冷剤を使った方が安心です。
保冷剤の種類と保冷時間の目安/
保冷剤にはソフトタイプとハードタイプの2種類があります。
それぞれの特徴を理解して使用しましょう。
保冷時間の目安は保冷剤の大きさによって前後しますので目安として考えてください。
保冷剤タイプ | 特徴 | 保冷時間の目安 |
---|---|---|
ソフトタイプ | 軽く小さいため持ち運びしやすい 小さい隙間に入れることができる 再凍結する時間が長い 壊れやすい 保冷力が短い | 1~2時間 |
ハードタイプ | 壊れにくく耐久性がある 再凍結する時間が短い 保冷力が長い 大きくて重い | 3時間以上 |
最適な保冷剤の数
「夏のお弁当の保冷剤」何個入れる?何時間もつ?試してわかったホントのところ。上記の参考文献によると、100均で購入した80gの保冷剤を使用して調査したところ、以下の結果となりました。
※基準となる20度を超えたところは赤字
この結果から、朝にお弁当を作った時間からお昼のお弁当を食べる時間までに何時間かかるかを考えて保冷剤の数を調整するとよさそうです。
例えば、朝の6時にお弁当を作りお昼が12時からだとすると、保冷バックに保冷剤を3個入れることで菌の繁殖は防げそうです。
また、保冷剤だけでなく保冷バックも利用することでより長時間保存することが可能です。
まとめ
保冷剤は食中毒の原因となる菌の繁殖を防ぐために必要です。
最適な保冷剤の数は、お弁当を作ってから食べるまでの時間によって変わります。
また、保冷剤だけでなく保冷バックも活用することでより保冷剤の保冷力の効果を上げることができます。
お弁当を保管するときは保冷剤を付けるのが安心!
コメント