こんにちは、つん〇です。
お弁当作りを始めようとしても、まずどんな食材を入れるのがいいのか悩んだことはありませんか?
暑くなってくると食中毒もより心配ですね。
入れないほうがいいおかず・食材って何?
入れたいおかずがあるけど、このまま入れて食中毒にはならないかな?
そんな方に、この記事を読んで安全においしいお弁当を作って召し上がっていただけると幸いです。
「水分が少ない」「十分に加熱している」がおすすめ
結論から言うと、お弁当におすすめのおかずは、「水分が少ない」「十分に加熱している」ものです。
この2点は細菌が繁殖しやすくなります。この2点を守り、料理中の味付けや衛生面を気を付けることで食中毒を防ぐ効果は十分にあります。
お弁当の食中毒対策の基本
食中毒の3大原則「つけない」「ふやさない」「やっつける」を意識しましょう。
細菌を「つけない」
・調理前、調理中は手を洗いましょう。
・調理用手袋などを使用して清潔な状態で調理しましょう。
・お弁当箱はパッキンなども外してすみずみまで洗い、清潔なものを使いましょう。
・調理器具やシリコンカップなどはきれいに洗い、きちんと乾燥させたものを使いましょう。
・食材は流水でよく洗いましょう。ただし、肉は食中毒菌が飛び散るので洗わってはいけません。
細菌を「やっつける」
・おかずはしっかり中まで加熱しましょう。
・卵焼きやゆで卵は半熟ではなく、完全に火を通しましょう。
・ハムやかまぼこなども可能な限り加熱することをお勧めします。
細菌を「増やさない」
・おかずの汁気はよく切りましょう。
・仕切り盛り付けカップを使いましょう。
・野菜や果物はよく洗いましょう。
・おかずは冷ましてから詰めましょう。
・作り置きおかずは再加熱しましょう。
・保冷剤や保冷パックを活用したり、なるべく涼しいところに保管したりして、早めに食べましょう。
参考:農林水産省「お弁当づくりによる食中毒を予防するために」
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/lunchbox.html
NG食材(一部、工夫次第でOK食材)
混ぜご飯やチャーハン
様々な具材を混ぜているため、水分量が多くなり、傷みやすくなります。
ミニトマト
ヘタ付きでお弁当にいれると実とヘタの間で菌が発生しやすいため、ヘタをとって入れましょう。
また、カットしてしまうと水分がでて菌が発生しやすくなるためおすすめしません。
練り製品や食肉加工品
ちくわ、ウインナー、ハムは加熱していれるようにしましょう。
マヨネーズやドレッシング
単体の使用はよいですが、野菜にかけたり和えたりすると、水分がでて菌が発生しやすいです。
専用容器にいれるか、別添えで持っていくようにしましょう。
生野菜・果物
水分が多いと菌が発生しやすいのでおすすめしません。
卵
半熟卵のように火が完全に入っていない卵は食中毒の原因になるサルモネラ菌が繁殖しやすいです。
半熟ではなく、中まで完全に火が入った状態で詰めましょう。
汁気のあるおかず
煮物などは水分があり菌が発生しやすいです。
汁気をとっていれましょう。
鰹節やすいりごまなど加えて汁気を吸わせたり、汁気を吸い取るおかずカップに入れたりしましょう。
芋類
じゃがいもや里芋などの芋類は、でんぷんが多く傷みやすいです。
つくりおきおかず
再加熱してから入れましょう。
OK食材
加熱されたおかず
エビフライ、てんぷら、焼き鳥、ハンバーグ、からあげなどは水分も少なくおすすめです。
抗菌作用の強い調味料・食材で味付けしたおかず
梅干し、大葉、お酢、香辛料(カレー粉、わさび、しょうが、唐辛子など)で味付けをするのは殺菌に効果的です。
ただし、日の丸弁当のようにご飯の上に梅干しをのせるだけではお弁当全体を殺菌する効果はありません。殺菌効果は梅干しと接しているご飯部分しか効果は期待できないのです。(大葉も同様)
そのため、広い範囲で殺菌効果を期待するのであれば、味付けにお酢や香辛料を利用し、ご飯は梅干しや大葉を混ぜ込むなど行うのがおすすめです。
いつもより少し濃いめに味付けしたおかず
塩分や糖分が多いと塩や砂糖が食材の水分を吸うため、傷みにくくなり、おすすめです。
汁気のないおかず
きんぴらなどは水分が少ないためおすすめです。
まとめ
お弁当におすすめな食材は、「水分が少ない」「十分に加熱している」ものです。
さらに抗菌作用の強い調味料などで味付けしたり、濃いめの味付けにしたり、調理を工夫するとさらに安心です。
食中毒にかかると吐き気、おう吐、腹痛、下痢、発熱を伴う場合があり、とても危険です。
安心してお弁当生活が楽しめるように覚えておきましょう。
工夫すればいろんなおかずをお弁当に詰めれそう!
毎日のお弁当が楽しみ!
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